兄が陸運局で廃車手続き担当をしています

陸運局で手続きをします

兄が陸運局で廃車手続きを担当しています。廃車手続きの担当というと、とても地味なイメージがあるかもしれません。車検場の手続き担当や、その他のカッコイイ手続きの担当をしていればそれなりに聞こえも良いのですが、廃車手続きの担当となると自動車の一生を終えさせるような立場なのであまり良いポジションではないように感じてしまうのも確かでしょう。ですが、兄から廃車手続きの担当という仕事をの内容を聞いていると、その仕事はとても大切なものであるということがわかりました。

では具体的にどのよな部分が大切なものなのかというと、まず自動車をこの世の中から抹消することができるという点が挙げられます。自動車は法律で縛られている物ですので、その所有から使用まで、かっちりと陸運局で管理されています。このような管理をされている状態なので、自動車を完全に使えなくするような時には、その管理をはずす手続きを必ず行わなければなりません。このような時に、廃車手続きというのはとても大切な役割を果たすようになるのです。
(参考:私は廃車手続きについては敏腕だと自負しています

もしも廃車手続きが無いとすれば、路上には管理されていない不法な自動車が溢れかえるようになるでしょう。

それに、兄から聞いた話によると、廃車手続きをするというのは一時的に自動車の使用を止める一時抹消登録という廃車の方法もあるそうです。この一時抹消登録を完全に廃車することと勘違いする方も多いらしく、その点についての説明をすることも兄の担当の仕事になっており、正しい知識を持って帰ってもらうことができるので嬉しいという話もしていました。

陸運局での廃車手続き担当は、地味なように見えて実はかなり重要な役割であり、そしてやりがいのある仕事なのだなと兄を見ていて思います。私は陸運局で働きたいとは思いませんが、自動車の各種手続きという点に興味のある方ならば、廃車手続きの担当はそれなりに楽しめる仕事になるのではないでしょうか。