自動車は税金がかなりかかる代物です。自動車本体に税金がかかってくるだけではなく、それを走らせるためのガソリンにも税金がかかってきますので、ある意味で税金にまみれた鉄の塊と自動車を例えることができるでしょう。さて、表題の質問「重量税などは廃車をする際にも関係してくるのか？」ということについては、今までの「自動車は税金にまみれている」という内容の文章を見ていただければわかるように「関係してくる」というのが答えになります。ですので、廃車の際には重量税についての手続きを意識する必要があるのです。

では実際に自動車を廃車する際に、どのような形で重量税などが関係してくるのでしょうか。それについては、重量税の還付ということが一番関係するパターンであると言えます。重量税の還付は、今までに支払っている重量税を返してもらえるという特例制度であり、これは廃車をする時期によって変わります。なぜ廃車をする時期によって変わるのかというと、重量税は年額であり、それが月割りされるからです。

そのため、重量税を支払う時期に廃車をするという場合は、重量税の還付もなければ支払いもないというケースも有り得ます。

また、廃車の際には重量税などが関係してくることから、その還付手続きを行わなければなりません。重量税はそのまま放置している状態では、自動的に還付されることはないです。ですので、しっかりと税務課に廃車をしたということを申請して、還付されるような段取りを踏んでおく必要があります。

表題の質問についてお答えしましたが、この他にも例外的に重量税の他の税金が廃車の手続きの際に関係してくることもあります。そのようなケースは例外と言えども、比較的頻繁に起こるものでもありますから、廃車の際にはこれらの税金についての意識を十分に持っておく必要があるでしょう。そうすれば、税金を納め忘れたり還付し忘れたりすることなく廃車が行えます。