雪山ドライブの最中に遭難をした結果自動車は廃車に

雪山で車で遭難

冬の醍醐味は雪山。スキーをするもよし、スノーボードをするもよし、さらに言えばかまくらを作るもよし、雪山には無限の楽しさの可能性が秘められています。そしてこの可能性からか、なぜだか雪山は人を惹きつける魅力があり、ついついその雪山に入ってみたくなるのも事実なのです。

ちょうど1年前の冬に、私も雪山の魅力に取り憑かれてか、ドライブに入ることにしました。一人でのドライブであったため、程よいスリルを感じながら雪山の道を滑走していたのを覚えています。しかし、その途中にあるトラブルに。というのも、雪山ドライブの最中に遭難をしてしまったのです。そしてその結果、自動車は廃車になりました。

雪山ドライブで遭難をしてしまったのは、公道から少し離れた道を走っていた時のこと。吹雪が強くなって前が見えなくなり、方向を完全に見失ってしまうという状態でした。カーナビを使えばどうにかなるだろうと思われるでしょうが、周りに目標となる道や建物が無い雪山では、カーナビを使ったどころでさらに道に迷ってしまうだけでしたので、どうしようもありませんでした。
(参考:自動車修理をミスって廃車になってしまいました

そのため、たまたま近くにあったロッジに避難し、自動車を外に放置しました。

ロッジで一晩過ごすと、なんとか吹雪は治まって外界が見えるようになっていました。しかし、自分が乗ってきた自動車が雪にすっぽり埋もれて、身動きができる状態ではありません。これでは帰ることができないので、JAFを呼んで自動車の状態を見てもらうと、完全に動かないとのことでした。そしてレッカー移動されて、最終的に廃車という結末に。

さらっと文章で表しましたが、この時は内心、生きるか死ぬかの瀬戸際でした。そして雪山はどれだけ魅力を感じたとしても、思いつきで入っていってはいけないということに気がつきました。1年前のこの経験については、自動車が廃車になったのは残念でしたが、命が助かっただけでもありがたかったと思います。